「良いことの知らせを伝える人々の足は、なんとりっぱでしょう。」ローマ10:15
5月末にカリフォルニア州アズサ(ロングビーチから北東に55km)にある大学を会場に行われた、ACMIという留学生伝道をしている人たちの訓練のためのカンファレンスに参加してきました。アメリカ中にいる留学生伝道に関わっている人、興味を持っている人たちが真剣に学ぼうと集まってきていました。
全体の学びの中心は、どのようにFacebookなどのオンラインソーシャルネットワークを伝道に役立てていくのかということでした。集まっていた人の中には、大学生で同年代の留学生に届きたいと思っている人から、引退宣教師でアメリカに戻ってからも留学生に重荷を持っている高齢の方まで幅広かったのですが、大半は後者の類に該当する方々でした。新しい言語ともいえるインターネット上のことを学び、今の若い世代に届こうと真剣に学んでいたのでした。
また、JCFNでは、そのカンファレンスの中で、一コマ、日本人伝道に関するセミナーを担当しました。「Understanding Young Japanese Minds and Hearts(日本人若者の考えと心を理解する)」というタイトルで、日本人留学生たちがどのような背景で育ってきて、どのような文化を持っているのか、普段日本人に関わっている人たちが学びたいと思いセミナーに参加していました。
また、休み時間には、JCFNのブーステーブルを出し、2ヶ国語の聖書研究テキスト販売や、ネットワークのために立っていました。そうすると、日本人に届くためにはどうしたらいいのかなどの質問をしてくる人たちが多くいました。中でも印象的だったのは、日本が好きで、自分なりに日本にいる日本人とインターネット上で友達になり、ペンフレンドになっている白人の大学生でした。そのような友達に、イエスさまのことを伝えたいと真剣でした。その真剣さに頭が下がる思いがしました。また同時に、日本人がそんなに行かないようなところで、神さまは現地の人たちに思いを与えてくださり、日本人に届いてくださっているのだと改めて思いました。アメリカ各地での働き人のことを覚えてお祈りください。