2008年2月アーカイブ

ニュースレター2月

新年明けましておめでとうございます。という挨拶には随分と新年が明けてから日が経ってしまったこと、すいません。昨年お祈りいただいていたイクイッパーカンファレンス(以下ec 07)を年末、無事に終えることができ、年が明けてから、少しの休憩、事後処理を進めていた1月が進み、やっと、新しい年になったのだと感じている今日この頃です。と言っても、すでに今年も12分の1が終わってしまったのですが…(早い!!)。やっと、次のステップへということで、現在(24日)、飛行機で日本に向かっているところです。それでは、ec 07の報告を主に、中村千尋を通して働かれている神様の業の報告です!

 

「大役」■□

ec 07が終わってから数日後、1人のJCFN理事から1通のメールが届きました。「大役ご苦労様でした。」そのメールを受け取った時には、肉体的疲労から回復しようとしている時で、具体的な感想が湧いてきませんでした。しかし、実際にec 07が終わってから1ヵ月が経ってみて感じるのは、実行委員長を務めるということは本当に「大役」であったということ。でもその大役というのは、ただ「大変な仕事」ということではなく、神様の働きが繰り広げられる現場のど真ん中に責任ある立場として立つという意味で、「大役」であったと思います。主役はあくまでも神様です。その神様に用いていただけたことをうれしく思います。

年末にカリフォルニア州ムリエタにて56日で行われたec 07には、アメリカ、日本、中国、シンガポール、カナダ、オーストラリア、イギリスから総勢約370名(部分参加者も含む)の参加者が与えられました。その内、51名が日本からの参加、また37名が日本人に重荷のある英語のみを話す方々でした。また、クリスチャン対象の修養会ですが20名近くのまだクリスチャンでない方々も申し込まれ、ec 07期間中、また、その前後に10名近くの方々がキリストを救い主として信じる決心をしたという報告を受けています。この370名の参加者たちが、神様の前に出る機会の邪魔だけはしないように、神様の喜ばれることだけをさせていただきたいと祈り続けた56日となりました。

 

表テーマと裏テーマ□■

ec 07テーマは、「one m.o.re ministry of reconciliation~あなたに託されたもの」ということで、神様との和解、自分自身との和解、周りの人間関係における和解、そして、グローバルな和解という4つの角度から「和解」について学びました。4人の講師を通して語られた和解のメッセージは、参加者それぞれに思いめぐらす時とチャレンジを与えた様子でした。参加者の中には、神様との関係をより近くもち続けることを決心したり、親と和解することを決心したりと、具体的に和解というテーマで参加者の人生が変えられていく様子を目の当たりにしました。

面白いことに、ecでは毎回、大々的に掲げている表テーマとともに裏テーマが隠されています。それは、神様がec本番になって取り扱いになるテーマのことを言います。ec本番という蓋を開けてみるまではわからないところは、準備をしている方にとっては、なかなか難しいところですが…。今回も「裏テーマ」がありました。それは、「みことば」ということでした。例年と少し違ったプログラムとして、スモールグループ毎での帰納的バイブルスタディの時間が設けられました。これまで、スモールグループは分かち合いや祈り合うことだけを目的としていましたが、共に聖書を学ぶということを経験することで、「みことばに根差すことの大切さ」が語られていたように感じられました。

いま振り返ると、準備期間に神様が私に祈るように促されたことを思い出します。それは、「神様の御言葉が曲げられないように。混ぜ物をすることがないように」ということでした。その祈りは、神様から来たのだと、痛切に思わせられています。参加者の一人一人が、ecで受けた恵み、また決心を引き続きかみしめていくことができるように祈り続けたいと思います。ぜひ、皆さんも祈りに覚えて下さい!

 

「まだ終わってない感」□■

ec 07が終わってすぐの土曜日、ロサンゼルス近郊にいる参加者たちを集めて、証大会&祈り会の時を持ちました。そこで、「あなたにとってのec 07にタイトルをつけるとしたら何ですか?」という質問を皆にしました。私が答えとして挙げたのは、「アップロード中」でした。本番直後で個人的にはまだ整理がついていない中つけたタイトルでしたが、1ヶ月経った今も「このタイトルだなぁ」と感じています。「アップロード」というのは、パソコンをされる方は聞いたことがある単語だと思いますが、データを読み込んでウェブサイトなどに上げる時に用いられる言葉です。私にとって、ec 07の準備、本番、事後処理を通して経験していることは「アップロード」することで、実際に、どの様に表示されるのかはこれから…という感覚が残っています。その一つの理由としては、参加者たちの人生は本番だけで変えられたものではなく、今も変えられ続けているということがあると思います。本番だけでは見えてこない参加者たちの通っているところ、これからが実際に現れてくるところです。その一つ一つの報告を受けられることを楽しみにしています。

それと同時に私の中に残っているのは、「まだ終わってない感」です。ec 07で神様が見せて下さったものには続きがあるような気がして仕方がないのです。それが何なのかは漠然としていて、まだわからないのですが、神様が続けてecを通して素晴らしいことをなさろうとしていることを感じるのです。その「まだ終わってない感」故に、ec 07の実行委員長になった時から依頼されていた「ec 08実行委員長」の「大役」を引き受けさせていただくことになりました。ec 07が終わったら本帰国かもしれないとお伝えしていましたが、とりあえず、ec 08が終わるまでは本帰国はなさそうです。人の思いではこの「大役」は大きすぎて、引き受け難いところですが、神様がそのように促しているということだけを頼りに、もう1年頑張りたいと思います。本当に祈りが必要です。引き続きお祈りください。

ec 07中、新年を迎える時に全ての参加者と共にカウントダウンをしました。そこで流したハイライトビデオがYoutubeでご覧いただけます。奉仕者の学生が作ってくれました。

 

 

今後のちひろの動き■□

冒頭で、今飛行機に乗って日本に向かっているということを書きました。今回の日本滞在の一番の目的は、ec同窓会(21011日)が東京(奥多摩)で開かれることになり、それに出席するために一時帰国することになりました。この同窓会は、過去8回(10年間)行われたec参加者ですでに日本に帰国している人たちを励ますために行われます。また、実は1年前にR-1ビザ(宗教者ビザ)を申請するときに関わってくれた弁護士に今回の一時帰国のことを伝えたところ、この10日間という短い滞在期間中に、ビザ更新のために米国大使館に面接を受けに行くことを勧められました。近い将来、R-1ビザのシステムが変わり、更に、ビザが取りにくくなる可能性があるということで、そのように勧めたそうです。出発1週間前に急遽決まった大使館での面接(26日)のために、必要な書類をそろえてもらいました。どうぞ祈りに覚えて下さい。

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