本物を見極める


「子どもたちよ。だれにも惑わされてはいけません。義を行なう者は、キリストが正しくあられるのと同じように正しいのです。」Ⅰヨハネ3:7


先日、カリフォルニアでクリスチャンになった大学生が、卒業を機に日本に本帰国することになりました。帰国前、アパートを引き上げてから住む場所がないということで、1週間程、私の住むアパートの居間に住む事になりました。JCFNでは帰国前準備のために「帰国者ワークブック」というものを作成、配布しているのですが、今回、帰国を控えた彼女と全4回の学びの時を持つことができました。交わりと学びの機会が得られ、神様がどのように彼女に出会い、クリスチャンになることを導かれたのを聞き、神様をあがめました。学びの中で一番印象的だったのが、日本に帰国することを考えるにあたって、日本ではクリスチャンとしてではない生活しか送ったことがなかったためにもっていた「当たり前」の多くが、神様から来ていないことであり、神様の喜ばれないことであるということを気づいていく過程でした。もちろん、彼女がクリスチャンになってから、それまでの生活が変えられていきました。しかし、アメリカでは体験していなかった、日本ならではの神様からかけ離れている事柄に目を留めてきてはいなかったようです。日本を取り巻く「スピリチュアリティブーム」であったり、どんなところでも目にする「占い」、神様の真理から程遠いものが日夜発信されてます。どこか、「日本だから当たり前」としてしまっている事柄が、神様の前に立ったときに、どんなに神様を悲しませてしまっているのかを、彼女と話しながら、一緒に確認しました。そして、悔い改め、これからの歩みを守っていただけるように祈りました。本物の中を歩んで行く私たちの歩みの中に、必ず偽物がその歩みを邪魔しようとしています。帰国者と接しながら、本物を見極めていくことを伝えていくことの大切さを改めて思いました。どうか、帰国者のひとりひとりが本物を見極めて日本での信仰生活を歩んできるようにお祈りください。

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このページは、COが2011年3月 6日 15:05に書いたブログ記事です。

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