2012年12月アーカイブ


きっと明日は・・・

「・・・だけど明日は良いことがあると思って生きていきたい。そのため、お互いが何らかの形で、ほんの少しずつでも話し合って変えていかなくてはいけないのではないか。」

そんな風に密かに思う人々は増えているのではないかと思います。そこに希望があると思いたいのです。

 

お金の流れの不透明さは貧富の格差の原因

新聞や経済学者の方々も非常に重要な本だと絶賛した『タックスヘイブンの闇――世界の富は盗まれている!』(ニコラス・シャクソン著・朝日新聞出版)という本をご存じでしょうか。

資金の流れを私達や国税当局から見えなくする制度があります。「タックスヘイブン」または「オフショア」と呼ばれています。テロ組織なども用いるこの制度、実は多国籍企業の多くが用いています。そして世界貿易の60パーセントが多国籍企業間のやりとりです。

その結果、どこの国でも本来支払われるべき税金が闇の中に大量に消え去っていく、それによって社会が維持できなくなっていく、そのことを糾弾したのが上記の本です。

銀行をはじめとした多国籍企業の多くは実態とは異なる書類上の操作で、利益を税率の低い国に、経費を税率の高い国に回して税金を回避しています。

「どの国で活動する場合でも、企業はその国を代表する政府から活動の許可を得る。そのお返しに会計報告をする義務を負う(べきである)。・・・財務情報を国別に表示することを義務づけられたら、グローバル市場の透明性は直ちに高まるだろう。市民や投資家、エコノミストや政府にとってきわめて重要な膨大な量の情報が・・・目に見えるようになるだろう。(同書p407)

 

イエス・キリストの場合

聖書を見るとイエス・キリストは宗教施設の経営のために愛と正義をないがしろにした宗教指導者を糾弾しました。自分たちの収入につながるように人々をだまし、神殿を「強盗の巣」にしていると。イエスは宗教指導者と対立したために十字架につけられました。民衆もそんな宗教家たちに煽動されて処刑の片棒を担いでしまったのです。

でも、「人がなすべき善を知りながら、それを行わないのは、その人にとって罪です」(聖書)

「このイエスこそ、わたしたちの過ちのために死に引き渡され、またわたしたちを義とするために復活されたかた」なのです。(聖書。詳しくは教会で)

どんな人でもこの世界のために希望を持って共にやり直すことができる、またたとえ死んでも希望がある、と聖書には書かれています。イエスには希望と救いがあるのです。

 

クリスマスに希望を

クリスマスの時期・・・何かと出費がかさむ時期でもあります。でもそれならせっかくですから、教会に行きませんか調布バプテスト教会で過ごすクリスマスには希望があります。今年の調布バプテスト教会のクリスマスは高校生のすばらしい演奏もあります。もちろん入場無料です。是非いらしてください。

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