調布バプテスト教会
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ニュースレター: 2009年8月アーカイブ

ニュースレター8月

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暑中お見舞い申し上げます。暑い夏、皆さんのお体が守られますようにお祈りします。ここ、ロングビーチは昼間はカラッと気温が上がりますが、朝晩は涼しく、過ごしやすい日々です。それでは、5月以降のミニストリーレポートをお届けします。

 

5月のカンファレンス■□

5月は2つのカンファレンスに参加してきました。一つ目は、中西部のJCFNボランティアによる「セントラルカンファレンス」。

  DSC_0387.jpg今年で7回目、過去最高の157名(部分参加も含める)がシカゴ郊外に位置するジャドソン大学に集まりました。オハイオ州ダブリンバプテスト日本語教会の杉田政志牧師を講師としてお迎えし、「ONE-たいせつなもの」というテーマの下、聖書の語る本質に大切なもの目を留めるときを持ちました。また、今回のセントラルカンファレンスは、次の世代に世代交代をしていこうとしている移行期間のように見えました。初期の頃から、また中期から中心的に関わってきた人たちはほとんどがバックアップにまわり、次の世代を育てる事に専念していたようです。中西部の地で、次の世代がやりやすいようにと心配りをしている様子に、「世代交代だなぁ」と思わされる場面を見させてもらいました。神様の御手が中西部にいる日本人たちの上にあることを思い、主を賛美しました。中西部にいる日本人を覚えお祈りください。

 

May5.jpg二つ目はカリフォルニア州アズサで行われたACMIという留学生伝道をしている人たちの訓練のためのカンファレンス。今回のテーマは、どのようにFacebookなどのオンラインソーシャルネットワークを伝道に役立てていくのかということでした。集まっている人たちの中には、引退宣教師のような高齢の方もいらっしゃいましたが、若い世代に届こうと真剣な姿に頭が下がりました。また、JCFNでは、日本人伝道に関するセミナーを担当しました。「Understanding Young Japanese Minds and Hearts(日本人若者の考えと心を理解する)」というタイトルで、日本人留学生たちがどのような背景で育ち、どのような文化を持っているのかを伝えました。日頃、日本人に関わっている方が、セミナーに参加していました。日本人があまり行かないような所で、神様は現地の方々に思いを与え、日本人に届いてくださっています。アメリカ各地での働き人を覚え、お祈りください。

 

バーチャル合同主事会□■

例年3月に、1年の振り返りと計画のために、JCFN日米両主事が一所に集まって合同主事会を行っていましたが、3月にANRCがあったので、今年は6月に行うことになりました。しかも今回はオンライン上での会議。例年は3日間の会議合宿のところを、今回は時差と集中力を考慮して、3時間のオンライン会議を数日に分けて行うことになりました。最終的、5週間に渡ってオンライン会議が開かれ、一主事としての振り返りと新しい年の目標に始まり、担当ミニストリーの計画についての話し合いを持ちました。このような技術が整えられている今の時代に感謝すると共に、実際に会うことの大切さを改めて痛感しました。

2009 joint staff mtg day 2 photo 1.jpg合同主事会を踏まえての私の主な担当は、アメリカ地域。JCFN地域集会・修養会だけでなく、地域で行われているミニストリーと連絡を取りながら、地域の様子を把握したり、地域からの帰国者や移動者を知り、フォローアップにつなげていくことがその担当の中心です。具体的には、月に一度、各ミニストリーリーダーと電話で1時間ほど話します。集会で実際に何をしたのかを聞き、ミニストリーをしていく上での知恵を祈りつつ一緒に考えます。これから帰国・移動する人、これまでの帰国者の様子を聞きます。そして、一緒に祈ります。実際に地域に行ってミニストリーに参加することは難しいですが、一緒に祈らせてもらうことで、共に神様の働きに加えていただけているようで、とても感謝な時間を過ごしています。聞く時、語るとき、祈る時、神様の知恵に聞いていくことができるようにお祈りください。

 

WIT 09■□

7月、今回で3回目となるWITWhatever It Takes)リーダーシップキャンプが開催されました。場所は昨年に引き続いて、カルフォルニア州アーバインにあるコンコーディア大学。アメリカ11州より27名が集まり、リーダーシップについて学ぶ23日を過ごしました。ただ、自分がリーダーとして学ぶのではなく、次のリーダーを育てることができるようにと、それぞれ学んでいました。特に、ミニストリーコアやリーダーの入れ替わりが激しいアメリカのミニストリーだけに、先のことを踏まえた学びをすることの大切さを思いました。今回は特に、「キリストの使命を実現する影響力のあるリーダーを育てる。」ということを宣教声明に掲げ、①キリストの使命、②召しの確信、③影響力による実現という3つの角度で学びました。過去2回のWIT参加者が企画し、実際のワークショップも担当しました。参加者だけでなく、準備に関わる人が成長する機会を得られ、その成長を目の当たりにできてうれしかったです。

先に、今年のミニストリーの担当について書きましたが、私が実際にこれから毎月連絡を取っていくようなリーダーたちがWITに集まっていました。今後のコミュニケーションのことを思う時に、今回、実際に顔を合わせ、時間を過ごすことができたことはとても貴重なことであったと思いました。各地域に戻っていったリーダーたちの働きのためにお祈りください。また、そこから繋がる帰国者フォローアップが効果的になされていくことができるようにもお祈りください。

個人的には、私に与えられている賜物とパッション、そして今JCFN主事として任されているものがどのように重なり合っているのかを振り返る時となりました。実は、JCFN主事3年目となって、ひとつの不安がありました。これまでの2年間はec実行委員長を任され、その大役に押しつぶされそうだった反面、その大役が自分のアイデンティティになっていたようです。3年目になってその大役がなくなってから、JCFN主事としての、私の役割は何なのか、何をすることが神様の願われることなのかを祈り尋ねる数ヶ月を過ごしていました。合同主事会で、ミニストリーの計画を祈りつつ練り、WITを通して自分に与えられている賜物や使命を再確認する中で、それまで噛み合っていないように思えたものが1つに重なってきました。私の賜物は「牧会」、つまり、クリスチャンの成長に重荷を持ち関わることです。また、私が中学生の頃から心を留め、大学でも学んできた傷ついた人の回復についても、今も重荷として心にあります。神様から与えられた賜物と重荷、そして経験が、特に各地域のリーダーたちと遠隔地ながらも連絡を取る中で用いていただいていることが分かりました。

WITを通して、「傷ついたゆえに、神様からのアイデンティティを回復していないゆえに、神様との真の愛の関係にない人たちが回復と成長を得られるように具体的に関わる」ということを、改めて使命として思い巡らすことができました。人の話を聞き、共に祈ることを神様からの特権として、使命を全うしていきたいと思っています。日頃与えられている関係に感謝します。

 

WIT 09の感想ビデオはこちらから!

 

今後のちひろの動き□■

前回のニュースレターにも書きましたが、現在、永住権(グリーンカード)の申請中です。とりあえず、提出すべき書類は提出し終え、あとは、移民局からの連絡を待つばかりです。特に、申請中は渡航許可証(アメリカ国外に出るために)と労働許可証(来年春でビザが切れるため)が必要になってきます。両許可証が速やかに発行されるようにお祈りください。

10月中には北米南部を巡回し、南部でなされている神様の働きを見たり、励ましと慣れればと思い、巡回計画を立て始めています。本部からはひとりで向かう予定ですが、各地域で一緒に巡回する仲間が与えられ、今後のネットワークに繋がっていくことを願っています。

10月中:南部巡回予定
1227日‐11:アーバナ青年宣教大会(ミズーリ州)。25日にセントルイス入り、1日にカリフォルニアに戻る予定。

 

お祈りください■□

♪感謝♪

◆ 今置かれているミニストリーと成すべきことの確信が与えられていることへの感謝。

◆ 継続して、支援者が集められ続けていることへの感謝。

♪課題♪

◆ 永住権申請の過程が守られるように。

◆ 南部巡回計画のために。訪ねるべき所を見極め訪ねることができるように。

◆ 引き続き、継続的に経済的に支えてくださる方が与えられるように。

 

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