調布バプテスト教会
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ニュースレター: 2013年6月アーカイブ


主の御名を賛美します。早いもので、帰国後3ヶ月目が終わろうとしています。日本は梅雨の季節になり、湿度の高さに驚いています。カリフォルニアの乾燥した気候を懐かしみつつ、本格的な夏に耐え切れるのかと少々不安な今日このごろです。


◎東北訪問レポート◎

5月下旬、休暇をいただいて、約1週間ほど東北を訪ねてきました。最後に東北を訪問させていただいたのは2010年秋、震災の5ヶ月前でした。念願の、震災後初の東北訪問の機会を与えていただき感謝でした。

ホープみやぎの方々を個人的に知っていることもあり、ホープみやぎの持つボランティアセンターに泊めていただき、日頃の働きに加えていただきました。滞在中、3地区(七ヶ浜、亘理、若林)にある仮設住宅に訪問しイベントのお手伝いをさせていただきました。印象的だった言葉は、「仮設にこもっているところにイベントをしてもらえると外に出る機会になる。最近は訪ねる人が少ないから・・・。」壁が薄く、隣近所の声が聞こえる中で生活していて、家の中でもひそひそと会話している状況で、イベントなどみんなで集まる機会があると、気にしないで大きな声でお話ができるということ。また、仮設住宅に入ってから初めてイベントに参加したという方がいました。その方は、震災で家族を亡くし、ずっと家に引きこもっていて、ようやく、2年経った今、イベントに出て他の人と会おうと思い始めたということでした。ある方は、「なんで生きているのか分からない」と打ち明けられました。新しい家を建てられ、仮設住宅を出た方のお宅を訪ねました。孤独な様子が伝わってきました。仮設住宅での生活でも難しさはありますが、少なくとも人との関わりがありました。それが無くなり、ついついお酒に手が出てしまう様子があるようでした。仮設住宅での生活も2年と限定されています。自分の家に戻っていいのかいけないのか、その指示さえもはっきりしないという混乱が生じています。それぞれの「これから」の歩みが確かに導かれ、守られるようにと祈ります。

また、石巻ののぞみプロジェクトで新しく建設した家の献所式を訪問しました。のぞみプロジェクトは、津波の被害にあった方が、津波で流された陶器などを使ってアクセサリーを作り、販売し、収入とするという働きをしています。家と働きのために皆で祈っているときに、ローマ5:5が思いに与えられました。「この希望は失望に終わることがありません。」のぞみプロジェクトをはじめ、東北の各地で「のぞみ:ホープ」ということばを耳にします。この聖書箇所では患難の末に生み出される、「失望に終わることのない希望」が語られています。この希望が東北各地に、そして日本中にもたらされることを祈ります。

今回の東北訪問を通して感じたのは、震災後2年間、その地域に留まって、働きかけていた方々の働きがあるからこそ、今があり、私のような1週間のみの滞在の者でも関わらせていただくことができたのだということでした。具体的に祈る方法を教えてもらった1週間の東北訪問となりました。


◎名古屋訪問◎

5月上旬、愛知・岐阜・三重3県の帰国者を対象にしている帰国者ミニストリー「インスパ」を訪問するために名古屋に訪問してきました。これから約1年間をかけてリーダーシップの交代をしていく時期を向かえることもあり、コアメンバーとあつまり、目的の確認をしました。目的と照らし合わせて、今していることで、「継続したいこと・改善したいこと・新しく取り入れたいこと・止めたいこと」を書き出すブレインストーミングの作業をしました。短い時間でしたが、実際にミニストリーに関わる人たちと会うことができ、感謝なときとなりました。

インスパ集会では、参加者の方々にも、帰国後どのようなサポートがあるといいのかという生の声を聞くときをもちました。帰国者の視点に立った集会作り、個人フォローアップをしている地域の働きに、大いに励ましをいただいた名古屋訪問となりました。ぜひ、働きと転換期のためにお祈りください。


◎今後の予定◎

毎週木曜日のお昼休みの「JCFN de お茶LUNCH」を始めてから2ヶ月半。毎週、2〜4名の方々が立ち寄ってくださっています。昼食を取りながら、雑談し、時には祈ったり、というゆったりとした時間になっています。「ここは穴場だ」と言って立ち寄ってくれる帰国者もいます。良い質問をし、話を聞くことができるようにお祈りください。

夏の季節は、本帰国・一時帰国者が多く日本に帰ってきます。7月6日(土)JCFNの関東集会が行われますが、そこに新しい帰国者たちを誘っていけるようにと声をかけているところです。励ましの場として、また教会やスモールグループに繋がるきっかけとして用いられるようにお祈りください。

また、12月に行われるequipper conference 13の準備を遠隔地からになりますが進めています。

引き続き、日本国内での地域訪問計画、またサポートレイズ計画を立て、実際に連絡を取っています。お祈りください。


♪感謝♪
◇ 帰国後3ヶ月間がここまで守られたこと。
◇ 東北訪問をすることができ、どのように祈ったらいいのかを教えてもらったこと。
◇ 経済的な支援者が与えられていること。

♪課題♪
◇ 夏に本/一時帰国する帰国者たちの日本での歩みのために。連絡を取るべき人に声をかけていくことができるように。
◇ equipper conference 13の準備のために。
◇ 日本での働きの計画のために。
◇ 母教会・調布バプテスト教会のために。
◇ 毎月3,000円献げてくださる人が21名与えられるように。

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