調布バプテスト教会
mixiチェック
このエントリーをはてなブックマークに追加

ニュースレター: 2011年6月アーカイブ


重要なお知らせがあるため、先月に引き続き、ちひろだよりをお届けいたします。ぜひ覚え、お祈りください。


■理事会報告と人事異動報告■□

5月24~26日、JCFN本部のあるカリフォルニア州アーバインにてJCFN年次理事会が行われました。アメリカ各地、日本から理事たちが集まり、3月に行われた合同主事会で話し合われたこと基に、昨年度を振り返り、これからの展望を話し合いました。合同主事会が開かれたのは東日本大震災が起きる一週間前のことで、震災を受けて、神様の御心とタイミングに依り頼むことの他ないということを痛感しながら、理事会での報告の時となりました。合同主事会、理事会で確認されたことは、2011年度のJCFNミニストリーのテーマとして「同労者のエンパワメント」を掲げるということでした。当初、震災のことを考えずに立てたテーマでしたが、このときだからこそ必要な志であるということを確認しました。そしてもう一つ、大きな変動として、人事異動がなされる事になりました。私自身にも大きく影響することで、このお便りを読む方にも覚え、ぜひ祈りに留めていただきたいと心から願っています。まず、JCFN理事会からの人事異動に関する報告全文を抜粋します。

==========================

人事異動の報告

2011年5月31日
JCFN会員並びに支援者の皆様へ

主の尊い御名を心から賛美いたします。

皆様、いかがお過ごしでしょうか?

いつもJCFNとそのミニストリーである海外邦人宣教、また帰国者の働きのためにお祈り下さり、ご支援くださり、心から感謝申しあげます。そして東日本大震災で被災された多くの方々を覚え、主の祝福が豊かにもたらされるようにお祈りしております。

さて、去る5月24-26日にアメリカ本部において定期理事会が開催されました。理事会での重要な人事異動とこれからのJCFNのことをお知らせいたします。ぜひお祈りいただきたくお願い申し上げます。

6月1日をもちまして、OMFインターナショナルUS (以下、OMF)の人事労務政策が変わり、18年間に渡ってOMF宣教師としてJCFNに出向し、総主事として奉仕して参りました黒田摂が、その職務を降りることになりました。引き続きOMF宣教師を続けるために、新しい規定でのファンドレイズを満たす必要が出てまいりました。そこで理事会はOMFの政策変更を受け止め、OMF宣教師としての継続を第一に願い、12月末まで黒田主事には必要なサポートレイズを優先していただきます。

OMFのみならずJCFNにとっての大きな変化に対し、中村千尋主事に総主事職代行に任命しました。新しいリーダーシップの下、JCFNミニストリーが引き続き前進していくことを願っています。

今年、JCFNは多くの団体と個人の方々のお祈りと犠牲によって20周年を迎えることが出来ましたが、これを機会に皆様にぜひ、お伝えし、共に感謝をささげていただきたいことがございます。それはこれまでのJCFNに対するOMFの多大な貢献です。JCFN発足時には特にOMFの具体的なご支援がなければ、JCFNの今日はなかったと言っても過言ではありません。具体的には、JCFN初の事務所は、コロラド州デンバーにあるOMF本部の中に置かせていただきました。また献金の処理も当初はOMFを通して行い、OMF宣教師である黒田摂がJCFNへ100%出向という形で、JCFN最初のスタッフとして就任し、18年間奉仕をしてまいりました。JCFNとしては心から深い感謝をOMFへ表明するものです。

JCFNにとってこのような深いかかわりのあるOMFの労務変更により、上記の人事異動となった次第です。また、ちょうどこの時期に、黒田主事が清水政臣さんとの結婚に導かれました。主がこれからの人生を大いに祝福し、その後も引き続き帰国者ミニストリーに新しい形で関わって行くことができるように、引き続き黒田主事のサポートが満たされるようにお祈りください。

これまでもJCFNは、フィールドの必要に対して働き人の不足を常に抱えつつ歩んできておりますが、理事会・主事会ではこの異動を主が許された最善の機会であるととらえて、これまでと同じように神様の導きと備えをいただき、希望を持って前進して参ります。

最後になりましたが、今日も新しい希望を与えてくださる神様が、支援者・関係者の皆さま、特に東北の愛する方々の上に、また、日本と世界に散らされているJCFN会員の皆様の上に、豊かな祝福を与えてくださいますようにお祈りしています。

JCFN理事会
理事長
米内宏明

==========================

要約すると、これまでJCFN総主事として奉仕してこられた清水(旧姓:黒田)摂主事が、6月1日付でサポートレイズに専念するため、総主事の職務を辞任する事になりました。そのため、緊急の対策として、私が「総主事代行」としての職務を任命され、総主事業務を引き継ぐことになりましたことを報告します。


□人事異動を受けて□■

祈りに覚えてくださっている方々、ご支援くださっている方々に人事異動を受けての私自身の思いをお伝えしたいと思います。

以前より、変化の中を通ってきたJCFNの人事動向ですが、こんな大きな変化を通る事になるとは思いもよらないことでした。理事会中に、「私が総主事代行に!」という話を聞いたときには、「状況がそうなのだから、仕方がない・・・。」という思いが8割といった感じで引き受けました。しかしその後、祈り静まる中で聖書の物語の情景が浮かんできました。それは創世記29章に描かれている、ヤコブと義父となるラバンとの間で交わされる、ラバンの子ラケルとレアとの婚礼に関するやり取りの情景です。
ヤコブは自分の願いの前に、義父ラバンが仕向けた状況に頷き、ラバンの示す通りに、ラケルとの結婚のために全部で14年の年月をラバンのもとで仕えました。「状況がそうだから仕方がない・・・」という態度ではなく、「状況を許された神さまの前に、『はい』と従う」従順さを持っていたのです。その情景が浮かんだときに、ハッとさせられました。私がJCFN主事として神さまにお仕えすることを最初に決意した時に与えられたのも聖書の中の物語の情景でした。それは、まさに今回、浮かんできた情景の話の一世代前の話で、ヤコブの父イサクの結婚相手探しのために送られた使いと義兄ラバン(上に書いたラバンと同一人物)とのやり取りです。イサクの結婚相手となるリベカに出会う前に使いが祈った祈りと祈りの応えられ方、そして、祈りが応えられた後のリベカの兄ラバンと使いのやり取りそのものが、私がJCFNで働くことの決心を導いているものでした。

そのことを思い出したときに、今回の人事異動への経緯が「仕方のないもの」ではなく、神さまのご計画の内にあることで、私の取るべき行動は状況を良しとされた神さまに従うことであるということを思いました。御言葉で教えられてから、どんな時にも神さまに従順に従っていきたいと思いを新たにされました。

ぜひ、私が神さまの語りかけに従順に従い続けることができるようにお祈りください。そして私らしく、「総主事代行」としての任を果たしていくことができるようにお祈りください。また、ぜひ、清水摂主事のためにもお祈りください。総主事は辞任されますが、JCFN主事としての働きは続けていきます。年末までは当面、ミニストリーの最前線からは少し離れ、サポートレイズを中心に活動します。働きのための必要が全て満たされ、またミニストリーを中心とした活動に戻ることができるようにお祈りください。そして、変化を通るJCFNの働きのためにお祈りください。


■今後のちひろの動き■□

5月末のセントラルカンファレンス、6月半ばのec11実行委員会が守りと祝福の中行われました。アメリカの学校はすでに夏休みに入り、夏のイベント各地でなされています。JCFNでも7月のリーダーシップキャンプに向けての準備が進められています。関わる人たちにとって、よい、リソースでいることができるようにと願っています。ぜひお祈りください。

7月17日:メッセージ奉仕(ロサンゼルス合同教会)
7月28日‐30日:WIT11(カリフォルニア州)
12月27日‐1月1日:ec11(カリフォルニア州)


□お祈りください□■

♪感謝♪
◆ 従順さを教えてくださった神様に感謝。
◆ 継続して、支援者が集められ続けていることへの感謝。

♪課題♪
◆ 変化の中、神様の呼びかけに忠実でいられるように。
◆ 私らしく総主事代行としての働きをすることができるように。
◆ 派遣教会である母教会・調布バプテスト教会のために。
◆ 引き続き、継続的に経済的に支えてくださる方が与えられるように。

2021年12月

日  月  火  水  木  金  土 
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

このアーカイブについて

このページには、2011年6月以降に書かれたブログ記事のうちニュースレターカテゴリに属しているものが含まれています。

前のアーカイブはニュースレター: 2011年5月です。

次のアーカイブはニュースレター: 2011年8月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 5.2.13