調布バプテスト教会
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ニュースレター: 2009年5月アーカイブ

ニュースレター5月

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休暇を含む2ヵ月半の日本滞在を終え、4月末にアメリカに戻ってきました。2ヵ月半というのはとても長かったなぁと、帰ってきてから感じています。やっとアメリカでの生活に慣れ始めた今日この頃です。それでは2ヵ月半を振り返っていきます!

 

■日本~ANRC■□

3月の連休中、前回、予告しましたAll Nations Returnees Conference(ANRC)が埼玉県にて祝福の内に開催されました。予想をはるかに超える600人以上の方々が参加されていたと聞いています。全世界からの帰国者たちのために、また帰国者たちを日本国外から送り出す方々や日本で受け入れる方々のネットワークのために、プログラムが準備されました。個人的には、ec 08の事後処理の最中だったこともあり、深く準備に関わり始めたのは、2月半ばに日本に行ってからで、そこからやっと何が行われるのかを知っていったという感じだったので、修養会当日に神様がなさった御業を見、ただただ神様を賛美するのみでした。今思えば、ec 08の時に、「○○ように準備したら、神様は△△のように応えてくれるのでは・・・」と、自分の感覚で神様の働きを想像し、ある意味、制限させていたことを悔い改めたという経験とは、全く正反対のことを神様が見せてくださったのかもしれません。

「目が見たことのないもの、耳が聞いたことのないもの、そして、人の心に思い浮んだことのないもの。神を愛する者のために、神の備えてくださったものは、みなそうである。」 1コリント2:9

ANRCを通して神様が見せてくださったものは、到底想像もつかなかったことでした。準備がままならないからそうだったとも取れますが、神様がここから始めたい働き、励ましたい人々がいるのだと思いました。修養会中のプログラムとしては、全体集会、セミナー、世界セレブレーション、海外地域別集会(同窓会)、日本地域別集会などが行われました。「さすが帰国者の集まりだなぁ」と感じたのは、全体集会の後に持たれたスモールグループの時間。たまたま近所に座った人同士なのに、すぐに深い分かち合いになっていました。スモールグループを経験している人たちだということと、分かち合うこの必要性を知っている人たちだということを思いました。なので、日本地域別集会での同じ地域から参加している帰国者との出会いにはとても大きな反響がありました。ANRC後、日本全国のいろいろな地域で、ANRCの同窓会が行われたり、定期的なスモールグループが起こされたりと、目に見える実があったようです。この実ゆえに、2010年の同時期に、再びANRCが開催される事になりました。ただのイベントではなく、各地域に繋がるもの、帰国者フォローアップに繋がるものになっていくことを祈ります。

 


↑ANRCの様子のビデオはこちらでどうぞ↑

 

□休暇 in タイ□■

ANRC後、大阪にある教会での宣教報告、名古屋にいる帰国者訪問と、少し旅に行きました。そしてその後に待っていたのは、10日間のタイ旅行!!長期で休暇をいただいたのは実は初めて。神学校時代の友達がチェンマイとウボンラチャタニのそれぞれに宣教師として働いているので訪ねてきました。

4月中旬はタイの旧正月で水掛祭り(ソンクラン)が行われます。最初に訪れたチェンマイはその祭りの派手さでタイ国内でも有名なところです。文字通り、「水を掛け合う」習慣があり、トラックの荷台に乗り込み、ドラム缶いっぱいに水を入れて、そこから通り行く人や車にひたすら水をかける。かける人がいれば、かけられる人もいる訳で、その日は頭の天辺から足の先までびしょぬれです。タイ入国翌日が「水もしたたる・・・」で、先行き楽しみなタイの旅が始まりました。

今回のタイ旅行の目的には、リフレッシュすることもそうですが、他の宣教地を見てみたいということがありました。他の宣教地を見ることで同じ神様の違う場面での働きを見たいと思いました。それによって、励ましを受けたいと思ったのと、他の地でも主を賛美したいと思いました。

チェンマイでは、カレン族宣教に重荷を持っている日本人家族と過ごし、チェンマイ市内での働きとカレン族の村内での働きについて見聞きすることができました。私の友達はカレン族の人たちが自分たちの村に帰って、自分の言葉で福音を伝え、教えられるよう整えられるために、聖書学校で教えています。学校を出てから、用いることのできる資源を提供し、共に学んでいるということです。村に行くこともできるけれど、それよりも、母国語で伝えていくことができる人が整えられていくことの方が戦略的だし、伝わりやすいそうです。これはまるで、日本国外で福音に触れ、クリスチャンとされた帰国者が、帰国前に日本語でクリスチャンとして成長することを学び、帰国後に伝え教えていけるように整えられていくことの大切さに似ているような感じがしました。文化や言語が違うとしても、本質的な部分では同じなのだと思いました。

現在、カレン族の村には電気が通り、道も舗装され、宣教が始められた頃に比べたら発達されてきています。それでも、村々の奥に入っていくには舗装されていない道を通る必要があり、雨期になると、車では入っていけないそうです。どのように福音が伝えられていくのかを聞いたところ、生徒寮を通じて。まず子どもたちが救われ、子どもたちの変化を見て家族が救われていくそうです。そして、村単位で救われていくことが多いようです。

多くある村の中では、まだ福音が伝えられてないところがありますが、すでに救われた人たちの中に思いが与えられ、足で隣の村へと伝えていっているそうです。そのための訓練をしているのかどうかを聞いてみたところ、村人の中から、「隣の村に行って福音を伝えたい!」と志を与えられた人が自由に出て行くということでした。「突き動かされる熱心さ」が神様の働きを広げ、普遍的なものなのだと思いました。御言葉の真理によって突き動かされる・・・私もいつもその原点に立ち返らせていただきたいと思いました。しかし、まだまだ働き人が必要です。いつか、ミッショトリップとして、チームでまた村に戻って来たいと思いました。

1週間のチェンマイ滞在の後、今度はタイの北東部、ラオスとの国境に近いウボンラチャタニという町にいるアメリカ人の友達を訪ねてきました。滞在期間は3日間と短かったのですが、その間、私の友達が関わっている村の人と観光や、タイ人教師の方々と食事を囲みながらの交わりなど、濃い時となりました。村の雰囲気はカレン族の村と違い、市内に出易い様子で、物質的にも情報的にも物事の出入りが自由のように見えました。村単位でというよりは、個人的な人間関係を築いていく中でキリストを紹介し、キリストの弟子として成長していくことが欠かせないのだということでした。ここ最近、救われる魂が起こされ、その中にリーダーシップを見出しながら、村の中の人たちが伝え、成長に関わっていけるようにと関係を築いているそうです。最近救われた村の子の中にリーダーとしての可能性があるけれど、本人は自信がないと言っているいうことを聞き、私に与えられた召しとその時の御言葉を分かち合いました。御言葉の力によって彼女が励まされている様子に、私も初めの召しに立ち返らされる思いと、神様ご自身が強めてくださっているのだという再確信が与えられました。どこにいても用いてくださる神様に感謝です。

 

■今後のちひろの動き■□

3月をもって、JCFN主事任期1期目(2年間)が終了し、4月より2期目(4年間)に入りました。R-1(宗教者)ビザを取得してから2年経ったこと、また、北米での働きを続けるため(ビザが2010年3月に切れるため)に、永住権(グリーンカード)の申請をする事になりました。現在必要書類を集めている段階で、5月中に申請開始する運びになりそうです。

5月23日‐27日:セントラルカンファレンス(イリノイ州)
5月29日‐31日:ACMIカンファレンス(カリフォルニア州)
7月16日‐18日:WIT09(カリフォルニア州)
12月27日‐1月1日:アーバナ青年宣教大会(ミズーリ州)

 

□お祈りください□■
♪感謝♪
 日本、タイへの旅が守られたことへの感謝。
 継続して、支援者が集められ続けていることへの感謝。

♪課題♪
 初めてのec実行委員長でない1年間になります。日々の働きを忠実に、従順に行っていけるように。
 目標額が上がったので、更に経済的に支えてくださる方が与えられるように。

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