2010年5月アーカイブ

 

「ですから、ちょうど、からだが一つでも、それに多くの部分があり、からだの部分はたとい多くあっても、その全部が一つのからだであるように、キリストもそれと同様です。なぜなら、私たちはみな、ユダヤ人もギリシヤ人も、奴隷も自由人も、一つのからだとなるように、一つの御霊によってバプテスマを受け、そしてすべての者が一つの御霊を飲む者とされたからです。」Ⅰコリント12:12-13

 

4月のニュースレターに、私が日本滞在中に出会った「帰国者」(海外経験のあるクリスチャン)たちの話をいくつか書きました。日本で実際に帰国者に会って、改めて、帰国者を理解することと具体的な助けになっていくことの大切さを考えさせられました。このトピックについて大々的に取り上げていたのが、祈っていただいてたANRC10(オール・ネイションズ・リターニーズ・カンファレンス)でした。『One Body, Many Parts~一つのからだ、多くの部分』をテーマに掲げ、帰国者を励ますだけでなく、帰国者を送り出す人、受け入れる人が一つになって、神様の神の国の働きをなしていくことを共に考える時を持ちました。帰国者フォローアップのための参考資料として、実際の帰国者175名に応えてもらったアンケートからの声が発表されました。その中で印象的だったことは、多くの帰国者が帰国後に教会を決める決め手にしていることは、「居場所がある」と思える教会であるかどうかということ。ニュースレターにも「属している」と思うことの重要性や賜物を用いて奉仕できるということを語ってくれた帰国者の話しを書きましたが、もう一度、帰国者が「居場所」を見つけることができるように手伝っていきたいと思わせられました。今思い返せば、私が子どもの頃に教会に行き始め、行き続ける理由となったことは、教会が私にとっての「居場所」でした。同じように、「居場所探し」とも言える帰国者フォローアップをしていきたいです。同時に、どのようにしたら「居場所」と感じることができるのかという質問も浮かび上がっていきます。賜物を用いて奉仕ができる。友達がいる。弟子訓練がうけられる。などなど色々のことがあげられると思います。「居場所」とは何か?そして、居場所作り・探しとは?これからも考えつつ、体験しつつ、帰国者の働きをしていきたいです。

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