ニュースレター2月

2009年の新年のご挨拶をニュースレターでしないまま、早くも今年の6分の1を終えようとしています。私は2年間引き続き任されたイクイッパーカンファレンス(以下、ec)を終え、事後処理に時間を費やした1ヶ月半を終え、現在に日本でこのレターを書いています。ecの報告、また日本での日々を報告します。

 

■2年間の集大成■□

2007年、2008年と実行委員長を務めさせていただいた「ec」こと、イクイッパーカンファレンスが無事、終了しました。ちひろだよりでも長くに渡って、祈りのお願いをさせていただいていました。祈り、支えてくださった皆様、本当にありがとうございます。

まずは、ec 08のご報告ですが、約350人の参加者が、アメリカ、カナダ、日本、オーストラリア、中国から集まりました。今回の参加者の特徴としては、初めての参加者が多かったということ、2008年中にクリスチャンになった人が多かったということがあげられます。おそらく、口コミでec 08のことをしり参加してきた様子。初日の夜、最初の全体集会の雰囲気では、修養会そのもの様子をうかがっているような感じが見受けられましたが、日が進むにつれ、「ec慣れ」していく参加者の顔に、若さゆえの順応性と、神様が送るべき人たちを送られたのだと感じました。

ec 08 group photo small.jpgのサムネール画像

以前にお伝えしていたように、テーマとして、ec 07で学んだ「和解」に続く、「平和」について学びました。神様との平和の関係に入れられた一人一人が「平和を作り出すもの」として、歩み出してほしいという願いと共に計画がなされました。そして、修養会が始まってみて、神様が繰りかえし語られたのは、「イエス様の十字架」と、その平和の関係において、「イエス様のようになっていく」ということでした。神様が、参加者たちが帰国していく前に信仰の根本を固めてほしいと願っていらっしゃるのかなぁ…と思わされました。

個人的には、実行委員長という立場ゆえに教えられたことが数々ありました。修養会中、メイン講師の一人とお話しているときに、「準備に関わるものの祝福」という話題になりました。当日まで準備を積み重ねてきましたが、最終的には、すべて準備してきたものも用意してきたものも、すべて神様の前にささげるのが準備に関わるものの責任であり、ささげたものを神様がどのように栄光のために用いられるのかを見ることができるのも、準備に関わってきたものだけの特権であるということを伝えて下さいました。本当だなぁと思いました。ついつい、ゆだねられた役割を握り締め続けたくなるのが私たちだと思います。でも、頂いたものをささげていくときに、一緒にさせていただくことを味わわせてくださるのも神様であるのだと思いました。その感動に預からせていただけたのも、実行委員長としてこの大きな神様のプロジェクトに関わることが出来たからなのだと思います。
 
もうひとつ教えていただいたのは、私自身のリーダーシップスタイルということです。1月中旬、修養会の要の一つである全体集会の中心に関わってくれた人たちと「恵みの分かち合いミーティング」を、スカイプを通してですが行いました。それぞれに、感想や、その人を通して学ばせてもらったこと、感謝や励ましの言葉を伝え合いました。感謝の言葉を伝えながら、いいチームに恵まれたことを思いました。そしてそれ以上に、私にかけてくれた言葉によってとても励まされました。「神様から与えられたテーマに立ち続けていたことがすばらしい」ということと、「御言葉への思いが強い」ということの言葉かけに、実行委員長をさせていただけて本当に良かったという思いがさらに強くなりました。身近で一緒に働いていた人たちにこのように映ったということを聞けたことは何よりもの励ましでした。また、私のリーダーシップスタイルがこのように現されたのかと、客観的に自分を知ることができました。それと同時に、2007年から築き続けてきた実行委員との信頼関係があったからこそ、私が貫き通したことを支持してもらうことができたのだと実感しました。リーダーとして見せられていることに根差すことと、一緒に関わる人たちへその思いを伝えるための信頼関係作りとは、ミニストリーの中で必要不可欠のことであると経験を通して学ばせていただきました。関わってくれた一人一人に、またそのチームを与えて下さった神様に本当に感謝します。
 
修養会が終わって2か月が経ちましたが、すでに多くの参加者が日本に本帰国をしています。すべての参加者たちが、ec 08を通して神様との関係の中で決意したことを持続し、「平和を作り出すもの」として活躍して行って欲しいと願います。ぜひお祈りに覚えて下さい。


□日本ですよ!□■

最初に書いたとおり、2月半ばより、日本に一時帰国をしています。今回の日本滞在の目的は、3月19日、20日-22日に埼玉県熊谷市で行われる、All Nations Returnees Conference(以下、ANRC)という修養会の手伝いとまとまった休暇をいただくためです。この修養会は世界各国からの帰国者と、帰国者を受ける入れる日本からの参加者、また送り出す海外からの参加者を予定しています。帰国者を励ますための集会だけでなく、同窓会や、送り出しや受け入れについて学び、連携ができるようにともに考える機会になるようにと願っています。JCFN主催ではなく、いろいろな団体や教会が企画運営に関わり、JCFNも中心的に関わらせていただいています。このレターを読んでいる人の中からも参加する人や周りの人にお声をかけて下さる方を大募集中です。日本での初の試みですので、神様がされようとしている働きに大いに期待しています。ANRCの詳細は、www.allnations.jpでご覧ください。

せっかくの日本滞在の機会ですので、帰国者をはじめとする友人たちに会う機会になればと期待しています。先日は、品川で行われているスモールグループを訪ねてきました。新しい帰国者がほとんどのメンバーであるグループでしたが、参加させてもらいながら気づいたことは、皆、教会探しをしながら、その必要をスモールグループのメンバーに分かち合っていること。それぞれ、教会というキリストの体に属すことの必須性を感じて、教会を訪問しているようです。神様からのコーリングを聞きながら教会探しをしている様子に、帰国前に、キリストの体に属することの必要性をきちんと植え付けられているかどうかが大切であることを思いました。そして、教会が見つかるまでの間、神さまとの関係を築き続けることの励ましを受ける場、悩みを分かち合い、祈り合う場を欲している姿に、この「渇き」のあるうちに、属するところを見つけることはとても大切であると思いました。これは帰国者に限ったことではなく、すべてのクリスチャンにとって必要なことです。神さまとの関係を持ち続けることと、その信仰生活を励まし合える横の関係の中にあえて自分を置いておくこと。改めて、この根本に目を向けさせてもらえたことに感謝しています。どうぞ、帰国者たちが自分の属するところを見つけていくことができるようにお祈りください。

ANRCでも同窓会が計画されているように、帰国後に帰国者と交わりを持つことが大きな励ましとなります。ということで、2月中にはロングビーチで関わっていた学生たちとの再開の時を!ということで同窓会を実施する予定でいます。私が日本滞在中に出会う人たちにとって、よき励ましとなっていけるようにお祈りください。そして、会うべき人に会っていくことができるようにお祈りください。

 

■今後のちひろの動き■□

先ほど書いた通り、2月半ばより2ヵ月半、日本に滞在します。ANRCの手伝い、教会メッセージ奉仕も入ってきています。また、4月には、10日間程休暇をいただき、タイにいる神学校時代の友人たちを訪問。別の宣教地を体験させていただいて良い刺激を受けることが出来ればと思っています。

2月12日‐4月27日:日本滞在
2月27日:ロングビーチ同窓会
3月8日:調布バプテスト教会・メッセージ奉仕(東京)
3月19日‐22日:All Nations Returnees Conference(埼玉)
3月29日:ホープチャペル大阪・メッセージ奉仕(大阪)
4月13日‐23日:休暇でタイへ
5月下旬:セントラルカンファレンス(イリノイ州)

 

□お祈りください□■
♪感謝♪
● ec 08が無事に終了したことへの感謝。
● 継続して、支援者が集められ続けていることへの感謝。

♪課題♪
● 日本滞在が守られ、会うべき人に会えるように。
● 祈りと御言葉に専念することを最優先にできるように。
● 続けて経済的な必要が満たされていくように。

 

このブログ記事について

このページは、COが2009年2月27日 05:14に書いたブログ記事です。

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